新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始、ご家族でゆっくりする機会はありましたか?
どんな時間の過ごし方をされたでしょうか?
かつて、日本の伝統では、お正月にする遊びというものがありました。
羽子板、たこあげ、こままわし、福笑い・・・・
こうした体を使う遊びは、お正月遊びに限らず、人間にとってとても大きな意味があるものだといわれています。
子どもは、乳児のころから、さまざまな体を使う遊びの中で、感覚を育て、探求心を育て、物事をやりきる心や、創意工夫、主体性、そして人間関係を身につけていきます。
それが将来の学習能力、運動能力、健康、コミュニケーション能力の土台になっていきます。
遊びは、成長してからも大切です。
また、名前がついている遊び以上に、その場で即興的に生まれる遊びがとても大切です。
そうした、遊びは、一見すると無意味なように見えますが、それこそが、とても重要です。
私が、中学のサッカー部中学二年の時、顧問の教諭から「君たちの世代はこれまでで最弱だ。」と言われたのですが、仲間で練習以外に、自発的にサッカーテニスをしたり、砂場でサッカーをしたり、皆でプールに行ったりしているうちに、どんどん心身が整っていき、チームワークができて、とうとう春の東海四県大会で優勝したことがあります。
遊びというのは、とても主体的なものです。体や心が欲する動きをします。ルールも自分たちで決めます。そのなかでルールがあることの意味や、大切さを学んでいきます。
こどもに限らず、大人も練習や仕事の合間に、体を使った遊びを取り入れることで、おもわぬ進化、成長をすることがあります。
ぜひ、今年一年、遊び心をもって、前進していただけたらと思います。
株式会社Rainbow 心理教育 顧問 浦田健吾
メンタルコーチング・心理カウンセリングの
ブレイントレイン名古屋役員・顧問